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Roland FA-06で作曲に挑戦

これがRoland FA-06
これがRoland FA-06

 このRoland FAシリーズには一度だけ触った事があります。

 このマシンに内蔵されているシンセサイザーは、なんとIntegra7というRolandが長年培ってきた選りすぐりの音源の粋を込めたエンジンを踏襲しています。

 そしてシンセサイザーのみならず、サンプラー、シーケンサーが付いていて、おそらくルーパーにもなります。

 DAWとの連携はもちろん、エフェクトは個々のパートに78種類、しかもその上から、プロジェクト全体に68種類もの中から選べて掛けられます。

 更にそのほかにイコライザーとマスター・コンプが掛けられます。

FA-06のエフェクト画面
FA-06のエフェクト画面

更に、他の機材からのインプット端子、マイク端子があるだけでなく、接続されたマイクはボコーダーにもなります。

 トドメにオーディオ・インターフェイスまで付いております。

 ちょっと調べただけでこれだけの機能が明らかとなる、これは久々に出くわしたモンスター級のマシンです。

 1人完結型オーケストラの雄、エレクトーンを食ってやろう!という意気込みをRoland社から感じますね。

Roland MC-707と MC-101
Roland MC-707と MC-101

FA-06を調べていて、私はグルーヴボックスのMCシリーズを思い出しました。

 特にMC-707とMC-101のコンビは、近年Rolandで発売された多機能グルーヴボックスで、発売当初は電子音楽マニアの間でちょっとした騒ぎとなったのは記憶に新しいところです。

 おそらくこのMCシリーズも、FAシリーズに匹敵する怪物性を備えているのでは、と推察します

 相違点といえば、FAシリーズは鍵盤を使ったパフォーマンスに特化し、MCシリーズはテクノ系のダンス音楽愛好家がターゲットとなってる点でしょうか。

Roland FA-06を弾いているところ
Roland FA-06を弾いているところ

とにかく、このFA-06を使って、曲作りとパフォーマンスまで出来るようになったら凄い事です!

 内蔵されている機能で作りきれない音は、サンプラーとDAWで補って作れば、かなりのレベルの演奏となるでしょう。想像すると、とても楽しみです!