この度、1010blueboxを購入したことで特殊なケーブルが必要となったため、いっちょ自分で作ってみようか!と思い立ちました。この小型ミキサーの発売はなかなかの衝撃でしたね。
届いてみると、このサイズが高品質なミキサーになるとは本当に驚きです。
上の写真のようにCDと同レベルの大きさですが、エフェクターはもちろん、イコライザーやコンプレッサーが内蔵されており、かつmicroSDカードにレコーディングもできてしまう優れもの。
しかし多機能な機材の反動としてお約束なのが、操作の難しさ。Youtubeでの学習は必須で、マニュアルは英語のみです。
この小型ミキサーを使用するにあたり最大のハードルはinput outout端子が全てminiであること。そして隣接する端子の幅が非常に狭く見えるため、慎重に事を進める必要があります。
ここにどのようなケーブルを使用するのかについては1010musicのフォーラムでも多くの意見が寄せられており、市販のY字ケーブルで実験済みのものがいくつか紹介されていました。
ケーブルで音が変わる変わらないの論争は至る所で散見されますが、ここでは議論は避けるとして、単に自分で計画的にカスタマイズして作る楽しさと満足さ、そうして出来上がったケーブルへの愛情に主眼を置いています。
今回インプット・アウトプットでメインに使用するオヤイデ製プラグです。
他にも選択肢はあったのですが、モガミのケーブルの直径が6mmであったことから、このP-3.5SRが候補に上がりました。miniプラグで4芯のケーブルをハンダ付けするという、今までに経験ない高度な細かい技術を必要とします。
4芯のケーブルをリングとチップに分けてシールドをグラウンドに・・・・電子工作の素人としては流石に尻込みするレベルなので、以前に作ったことのあるTRSケーブルを見てみました。
要はこの4芯ケーブルの内部を3つに分けると。青をふたつまとめて一番上、透明なのがその下、一番下にグラウンド。こう覚えればいいのだなフムフム。
しかしこれはやりにくかった記憶があります。
なぜならばハンダが鉛フリーのもので、これは初心者には非常に使いにくい難物だったのです。
しかしこうして見てみると我ながらなかなか上手く出来ているように見えるではないですか。これですよコレ!自分で作ったという満足感と愛情。そしてやればできるという自信にもなり更なるステップにもつながるわけです。
これはフォーンケーブルなので、サイズは大きいのですが、この作業をminiプラグでやるというのは難易度がさらに上がることを意味しています。
プラグの穴径とケーブルの太さがピッタリです。このようにシュミレーションして完成したときに流れる美しい音を想像しながらモチベーションを上げていきます。
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