Buchla の音は人間の魂に直接触れてくるような衝撃があり、そして最高に美しい音が出る究極のシンセサイザー、人類の至宝であるというのが私の素直な想いです。
このマシンで音を出すと魂が肉体から離れて空中で音と溶け合うのを感じる時があり、意識や魂といったものが電気的なものである事を実感させてくれます。それを感じさせてくれる楽器はBuchla以外にありません。
この機材を手に入れて扱えるようになるには多くの代償を払う覚悟が必要となりますが、多額の費用と長い時間をかけて向き合って真剣に取り組んでも、なかなか思い通りの音を出すことは叶わず、人前での演奏は常にパニックに陥ってきました。
それでも機材に対する理解が進むにつれて新たな発見に一喜一憂し、愛情も深まり、今日も音の奥深さに驚嘆するのです。
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